現在、日本では約600万人、人口の5%が難聴と言われ、社会の高齢化とともに難聴者の数は増加していくものと推察されています。 難聴のほとんどは加齢によって起こるといわれており、世界中の65歳から74歳までの人の18%、75歳以上の人の35%が著しい難聴との統計もあります。また、難聴の程度にもよりますが、その90%は補聴器で改善されるものと予想されており、残りの10%は医学的または外科医療で治療できると推察されています。("Better Understanding of Hearing "より一部抜粋)
難聴の最も一般的な原因は何ですか?
難聴はすべての年齢に対し、多くの異なる原因によって起こり得ますが、難聴の90%以上は加齢によるか、または職場などで長い時間、強大音にさらされる事により起こるといわれています。また、耳の中に耳垢が過剰にたまったり、異物が入ったりしても起こることがあります。この場合は、耳鼻科で耳垢を取り除くことで聴力が元に戻ることがあります。("Better Understanding of Hearing "より)